日記

ハゲタカ

誰かが言った、人生には2つの悲劇がある。1つはカネのない悲劇、1つはカネのある悲劇。世の中カネだ。カネが悲劇を生む。

そんなフレーズで始まるドラマ、それがハゲタカです。これNHKでやっていたドラマなんですが、めちゃめちゃ面白い!!
全6話で投資ファンドの社長大森南朋と三葉銀行の柴田恭兵のやりとりがメインです。

主に会社の売買が話の筋でホリエモンや村上ファンドの時の話に近いですね。セリフでも「お金儲けの何が悪いのですか?」
などその事件を思わせる発言も多くあります。ドラマのキーワードは買いたたけ!売りさばけ!です。結構その手の用語も多く出てきます。 M&A、TOB、EBO、ホワイトナイト、インサイダー取引、プロキシーファイト。。。

主演が大森南朋で主な登場人物が柴田恭兵、松田龍平、中尾彬、栗山千明など
すべての物語の始まりは三島製作所にあります。当時主演の大森南朋こと鷲津政彦が三葉銀行時代に担当していた三島製作所200万の貸し渋りで三島製作所の 社長が自殺してしまうという事件が物語の発端になります。そこから鷲津政彦は変わっていきます。
映画もできたのですが、ドラマと同じ出演者という結構珍しいですが、映画も面白い!ドラマから4年後という設定です。

大森南朋インタビューで映画ができるって話を聞いて誰が鷲津政彦をやるんだろうって思っていたらしいです。
キャスト変わらずっということで驚いたらしいです。映画で出てくる最初と最後の風景だけが台湾での撮影で後の国外風景は
すべて日本でやったらしいです。ドバイもでてくるのですが、大森南朋があれは埼玉にあるドバイです(笑)
埼玉のホテルのシーンです。そして大森南朋がドバイにてアラビア語を話すシーンがあるのですが、話す相手が実際のアラビア語の先生らしく、そのアラビア語 を話している大森南朋がNGを出したのですが、誰もわからないのでOKだったのですが、その先生だけが、違う!といわれて取り直したという逸話もあります (笑)
映画はアカマ自動車がメインですが、これもどっかの自動車メーカーを模倣したような感じですね。
実際の三葉銀行も三和銀行をモチーフにしたようです。

とにかく話が面白い!これ結構賞をたくさんもらっているドラマなので是非一見の価値ありです。